2021年活動と課題

ミニマリストを目指してこれまでやってきたこととこれからの課題について振り返ります。

私の活動がミニマリストを目指す方の参考になればうれしいです。

この記事を書いた人
ハリー
  • 大阪在住アラフィフ女性
  • 公認会計士歴20数年、がん患者歴約10年
  • ミニマリストを目指して1年ほど経ちました
  • ミニマル思考、ミニマル生活でストレスフリーになったせいか、がんの進行も緩やかに
  • 2021年末ブログデビューしました。

ツイッターも始めました

@gogohurry-go

目次

2021年に実行したこと

買うよりレンタル

ほしいと思ったものがレンタルが可能であれば、多少割高でもレンタルで試してみるようにしました。
というのも、おすすめされたり評価が高いものはつい欲しくなりますが、自分に合わなかったり数回使ったら飽きてしまったりする場合があるからです。
要らなくなったものを処分するのは手間もかかるし出費が多くなりますが、レンタルならば返却すれば終わりだし、もしほしくなった場合はそのまま買い取ることもできます。


2021年はお掃除ロボットとマッサージガンをレンタルしました。
結局、気にいらなかったり私には合わなかったりしたので、購入を見送りました。
今はノイズキャンセリングイヤホンやプロジェクター付きの照明が気になっています。
他のもの(テレビやガジェット類)の見直しに合わせて導入を検討する際にはレンタルをしようと思います。

また、本については図書館で借ります。
特に専門書の場合は、本当に欲しい情報が書いてある本を見極めるのは難しいです。
そこで、私の場合は、大型の図書館に行き関連する本を15冊借ります。
ざっと目を通して、使えそうな本(2~3冊)をざっと読みます。
そのうち、本当に使える本の本当に使えるページだけを利用します。
(改訂されている場合は改定後の物を買う場合もあります)
ただし、流行の本などはすぐに借りれないので、急ぐ場合は本屋で購入するか電子書籍を利用します。


レンタルは購入するのと同じ程度の満足度が得られるので、おすすめです。

ほしいものはプレゼントする

好きな人が企画した商品などは実物を見たくなるし、応援したいので買いたくなります。
そういう時は友人などにプレゼントすることにします。


これまでは、どんなに相手のことを考えて好みやイメージに合うものを考えてプレゼントをしても、相手の本当に欲しいものに100%たどり着く可能性は低いので、とても悩みます。
それならば自分がいいと思うものをプレゼントしようと思うようになりました。
頻繁に訪ねていける友達だとプレゼントした商品を見たり触ったりできるし、喜んでもらえたら一石二鳥です。
注意しないといけないのは、プレゼントが相手のほしいものとずれていないかどうか事前に確認することです。そうでないと、迷惑になってしまいます。

リサイクル・フリマサイトの利用

フリマサイトの利用は数年前から行っていましたが、その時は本当に要らないもの(10年以上前に買ったゲーム機)や本(買ってすぐ売る)などだけでした。


2021年は使わないであろうアクセサリーや服なども処分するために実店舗も利用しました。
店によってはブランド名が書いてあるものを高く買い取ってくれる店、貴金属が高く売れる店があること、今はキャンプが流行っているのでアウトドアブランドが売れるなど、売れ筋商品があることがわかってきました。
そこで引き取ってもらえない物もあります。その時はフリマサイトを利用します。


注意点としては、売却する前に、いくらくらいで売られているのか、売却済の数や現在流通している数を把握することです。やみくもに売ると損をしたりなかなか売れずに手間がかかることになります。

持ち物の処分(服、食器、写真)

服はもったいなくて処分できない傾向がありましたが、着て出かけて気分が上がらない物や年中着回しができるもの以外は処分することにしました。


食器はこれまでは家でホームパーティーをすることや来客があり、揃いの食器などをもっていましたが、コロナ禍で集まれなくなったことや仕事を辞めたことから、当面不要と思われるものは処分しました。


現像してある写真は、特に旅行などでは何十枚も残っていますが、景色のみのものなどは処分し、特にエピソードがあるものや面白いものだけを数枚残すことにしました。
例えば、イギリスのバッキンガム宮殿の衛兵交代式の写真は、風景だけならばインターネットでいくらでも検索して見ることができますが、その時のエピソード*が面白いので残しています。

*おもしろエピソード
バッキンガム宮殿の衛兵交代式は無料で見れますが大人気なので、数時間前から場所取りをしなければなりません。朝から気合を入れて最前列で並びました。
それなのに、友達がトイレに立った途端に東洋人に割り込まれました。
一人、なけなしの英語で「何時間も待っているし、後ろの人たちも割り込んだりしていない」と主張し、後ろのスペイン系の人たちにアイコンタクトをして味方になってもらって友達の場所を守り抜きました。
やったぜ、私!

保険の見直し

保険については『お金の大学』などで、必要最小限は火災保険と稼ぎ主の生命保険であり、もし医療保険を掛けるとしても掛け捨ての共済でと言われています。
私は火災保険と掛け捨ての共済に入っています。


掛け捨ての共済については、私の場合はいわゆる「不幸の宝くじ」に当選し、がんになって3度の手術や放射線治療を受けましたが、その経験を踏まえても必要がないかもしれないと思います。

理由の1つ目は、高額療養費制度などがあるので医療費はそれほど高額になることはなく、また、保険金はすぐには下りないし受給できる金額も実際にかかった額より少なかったということです。

理由の2つ目は、包括医療費支払制度 により入院日数が短くなったことや、医療の発展により以前は手術が必要な病気も放射線治療などで治るようになるなど、医療費はある程度の貯蓄でカバーできるようになったことです。
* 包括医療費支払制度 入院医療費の算定が出来高方式(行った医療行為の積み上げ)からDPC(診断群分類)による包括評価方式になると、病院は同じ病気なら入院期間を短くした方が儲かる。制度導入前で同じような手術の人が2週間入院したとのことだったが、私の場合は3日の入院だった。

実際に私の場合は不幸の宝くじに当選しても、これまでの20年間の共済支払額よりも3度の受給額合計のほうが少ないです。
共済の払戻金があるので、それを含めるとトントンくらいでしょうか。
再度不幸の宝くじに当選しない限り、今後支払額のほうが超過することになります。

それでも辞められない理由は、今解約すると既往歴があるので2度と入れないことと、死亡保障をもらう確率が他の人よりも高くなった(つまり儲かる可能性がある)ことです。
でも、本当に不要ならば継続するほうがデメリットであると認識し、別の備えを厚くすることを検討しようと思います。
死んでからお金をもらっても仕方がないですからね。

買いだめ・合わせ買いを辞める

これまで、安さにつられてまとめ買いをしたり、通販の送料無料サービスを受けるために買う予定以外の物を買ってしまうことがありました。
割安に買い物をして一見節約したように感じますが、在庫がたくさんあると思うとつい必要以上に使用してしまい節約にならない場合もありますし、家に物があふれる原因になります。
また、消耗品の中でも(私の場合は)文房具などはデザインや使い心地が違うなかから選ぶ楽しみもあるので、まとめ買いしてしまうと買い物の楽しみが減ってしまいます。
さらに、一定の期間がお買い得というものの中には、通常の時期でも同様の値段で販売されている場合や、お買い得期間を待っていると本当に買いたかったものが買えなくなる場合があります。
通販での買い物は実店舗で購入できない物や、差別化のない消耗品に限るようにします。

ハリー

続いては進めようとしたけれども未だ実行できていないことです。

課題

家の住み替え

私は30歳の時にマンションを購入しました。
当時見ていたテレビで独身の高齢女性は賃貸住宅を契約する際に高いハードルがあるというニュースを見たためです。
「将来住む場所がなくなるかもしれない」という不安から、大阪市内の中心部の駅近に50㎡ほどのマンションを買いました。
50㎡の1LDKという珍しい間取りから、将来2人暮らしをする場合も事務所を開業する場合も、いらなくなったら賃貸に出す場合も売却する場合もよかろう、と判断して購入を決めました。
若いころは便利な場所にあるので仕事にも便利だし、友達も来やすいのでパーティーなども開きやすかったです。
また、仕事や趣味の道具や服などもたくさんあったし、ソファなどもゆとりをもって置くことができたので快適に過ごせました。
しかし、今、物を減らしてみるとこんなに広いスペースはいらないな、と思うようになりました。
一部屋がほぼ必要ないので、ストック置き場兼洗濯物干し場になっています。

また、私は子供の頃から間取り図を見るのが大好きで、今はYOUTUBEの『ゆっくり不動産』というチャンネルで紹介される個性的な物件をみては、「すませて。。。」と思っています。(「すませて」は『ゆっくり不動産』の定番セリフ)
特に今は通勤が必要な仕事が半分ほどに減っていたり、短期間だけ住める家もあるため、持ち家でなければ気軽に違う場所に住めるのに、と思ってしまいます。

当初想定した通り、マンションの賃貸や売却を考えています。
しかし、金額が大きいことやそれぞれ実行に移すには知識が必要なことから、ほかの物のように気軽に決定することが難しく、まだ踏み切れずにいます。

デジタル化/デジタルデータの処分

減らすのが難しいものとして書類やデジタルデータがあります。

まず、物理的な書類のうち不要なものは処分すればよいですが、必要なものはPDF化したり写真に撮ったりする必要があります。
これが膨大な量になると作業量が大変で後回しにしてしまっています。

さらに、デジタルデータの整理です。
デジタルデータは目に見えないだけに油断してしまいますが、きちんと整理しておかないと必要な時に利用することが難しくなります。
残すべきものは、申告書類など法的に残さないといけないもの、写真データの中でも前述したとおりの本当に残すべきもの、昔仕事で作った有用なテンプレート(当時の脳みそがないので再度作るのは大変)であり、それ以外は不要なはずです。
ですが、パソコン買い替えなどのたびに丸ごとバックアップを取って残していった結果、外付けHDDには様々なデータが無秩序に保存されています。
目に見えないので後回しにしがちですが、スリム化しないといけないものです。

食事

彩り豊かな食事を作ろうとすると調理器具や食器、調味料など台所は物が増えます。

物を減らすために食事を簡素化しようと全栄養素が入った『BASE BREAD』というパンを利用したり、玄米・納豆・キムチ・味噌汁・卵に食事を固定化したり、OISIXなどの宅配調理キッドを利用したり、調理しないようにしたりしましたが、長続きしませんでした。

理由は食べることが好きなことと、食器が好きなことです。

食器はかなり減りましたが、食事については自炊にするか外食にするか定型化するか、定まりません。
また、お酒が好きなことやダイエットのたびたびの失敗もあり、見直しが必要です。

効率的、効果的かつ満足度の高い食生活を検討しているところです。

まとめ

以上のように、2021年はかなり家もすっきりし、片づけの方向性としては一定の手段が見えてきました。しかし、食を中心とした生活満足度の見直しや、外枠の家についての見直しを進める必要があります。

また、物だけではなく生活や思考もミニマルにシンプルにして、余白や余裕を作ることで他人にも自分にも優しくなりたいと思っています。

ハリー

ミニマルな生活を手に入れよう

ブログ村に参加しています。よろしくお願いします。

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