【ミニマリストへの道】シリーズでは、ケチで物が捨てられない私が後天的ミニマリストになるための過程を紹介しています。
一緒にミニマリストを目指しましょう。
- 大阪在住アラフィフ女性
- 公認会計士歴20数年、がん患者歴約10年
- ミニマリストを目指して1年ほど経ちました
- ミニマル思考、ミニマル生活でストレスフリーになったせいか、がんの進行も緩やかに
- 2021年末ブログデビューしました。
ツイッターも始めました
「失いたくない」と人や物に執着しすぎると不安や不幸を呼び寄せます。
例えば、恋愛、仕事、地位、名声、お金など
「あったらいいな」から、「なくては困る」、「無くなったらどうしよう」に変わり、無くさないことが目的になります。
私が執着を手放すにあたっての考え方をご紹介します。
モノや人への執着が手放せない人に読んでほしいです。
執着とは
【執着】 「しゅう‐ちゃく」
[名](スル)《「しゅうじゃく」とも》一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。「金に執着する」「執着心」
デジタル大辞泉 より
「執着」とは悪いこだわりのことです。
ミニマリストは、自分に必要なもの以外の物を持ちません。
逆に、自分にとって必要なものにはこだわります。
しかし、こだわりが執着に代わるとモノが捨てられず、人間関係が泥沼化し、古い価値観にとらわれてしまいます。
かつて私を悩ませた執着
ものへの執着
- 頑張って稼いだお金で購入したものを捨てるのはもったいない。
- 将来必要になるかもしれず、その時にお金を出して買うのはもったいない。
- 友達からのプレゼントや親から買い与えらえたものを捨てるのは申し訳ない。
そういう気持ちで残したものが将来、本当に必要になる確率はどれくらいでしょうか。
また、必要になった時にそのものがすぐに見つけられるでしょうか。
そのものを保管する場所を作ったり、整理・修繕するために必要な場所(家賃)や労力はどのくらい必要でしょうか。
残しておいたものは新品と比べて使い勝手が悪いですが、それでも残しておく価値があるでしょうか。
過去の支出や思い出にとらわれないで
将来、残しておいた時のメリットやそのためのコストを計算して、
それでも残しておきたいものだけを残すようにしましょう。
得られる収入が少なかったとき、もちものが少なかったときは
できるだけ形に残るものにお金を使おう
としていました。
しかし、ものは得れば得るほど更に欲しくなったり、飽きたりするので、得た時の喜びは時とともに減少します。
飽きたり要らなくなったものは場所を圧迫し、浪費したことに対する罪悪感や処分するための労力などに変わります。
ものは得た時の満足感だけでなく、その後の保管コストや処分コストを考えて購入すべきです。
また、レクリエーション体験や癒し、レンタルなど、形に残らないサービスは、
支出したときに余すところなくメリットが享受されます。
その後、後始末などの管理コストも必要ありません。
特に、ものを買うことがストレス解消法になっている場合は、ものを買うよりもサービスを受けることでストレスを解消する方がいいかもしれません
信念、成功体験への執着
その信念はあなたを幸せにするでしょうか。
一時的に自分の意見が通って気持ちがいいかもしれませんが、それだけです。
逆にその信念にこだわって他者を顧みなければ、頑固者と煙たがられます。
ただし、本当に大事な信念ならば貫く必要があります。
問題の性質、周りの環境、自分の能力。
すべてが以前と同じとは限りません。
過去の成功体験にこだわるのではなく、今現在の問題点や目的に照らして妥当な方法を検討する必要があります。
決してお酒の席で昔語りをするおじさんにならないように
絶対に安定しているものなんて世の中にはありません。
どんなに予防しても病気になるときはなるし、勤め先は無くなります。
リスクを避けるのではなく、リスク耐性を身につけるほうが有効な防衛手段です。
地位、名誉、人間関係への執着
安定的な職場や退職金などは魅力的ですし、将来への安心感を得られます。
しかし、そのために今を犠牲にして良いのでしょうか。
全く将来に備えないことは問題かもしれませんが、備えすぎて今の自分が不幸になってしまっては、
将来得られるはずだった幸せも得られなくなるかもしれません。
バランスが大事です。
資格や得意なことにこだわって仕事を選ぶと選べる仕事の幅が狭くなります。
また、仕事に楽しみを得られないかもしれません。
逆に、分野の異なる仕事を選んでも、得意なことから得られた考え方や経験が新しい仕事でも役に立つものです。
人間関係も自分の成長や生活スタイルによって変わります。
昔仲が良かった友人が今も会って同じように楽しめるとは限りません。
また、断ったら誘ってくれないような関係は、
今後も友達関係を継続するために犠牲を払い続けなければならない可能性があります。
他の大事な用事をさておいても会いたいほど、その関係は大事でしょうか。
まとめ 執着を手放す
執着を持つことは人を幸せにしません。
とはいえ、執着は煩悩の1種であり、簡単に手放すことができないとされています。
しかし、ミニマリストの多くがものを手放すことで結果的にもの以外への執着も手放しているように見受けらます。
ミニマリストを目指すことは執着を手放す近道かもしれません。
まずは断捨離から
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