武田友紀さん著の『「気が付きすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』(飛鳥新社)によると、
5人に一人は「繊細さん」だそうです。
「繊細さん」が生きやすくなるためにはミニマリストになるのがおすすめです。
その理由をご紹介します。
- 大阪在住アラフィフ女性
- 公認会計士歴20数年、がん患者歴約10年
- ミニマリストを目指して1年ほど経ちました
- ミニマル思考、ミニマル生活でストレスフリーになったせいか、がんの進行も緩やかに
- 2021年末ブログデビューしました。
ツイッターも始めました
繊細さんとは
「繊細さん」とは、HSP(=Highly Sensitive Person)の愛称です。
①考え方が複雑で、深く考えてから行動する
②刺激に敏感で疲れやすい
③人の気持ちに振り回されやすく共感しやすい
④あらゆる感覚がするどい
の特徴があります。
繊細さんかどうかを判定するためのセルフテストがあります。→【HSPセルフテスト】
ご自身が「繊細さん」に当てはまるかどうかテストしてみてください。
「繊細さん」は背が高いとかと同じく性質的なものであり、矯正して変更されるものではないそうです。
おそらく私も「繊細さん」。
「そんなに気にしなくてもいいんじゃない?」「もっと気楽に」
の言葉に、
「B型の血液をO型に変えろと言っているようなものだ、そんなことをしたら私じゃなくなる!」と子供の頃に言っていました。
「繊細さん」の本の参考文献にあの本が!
「繊細さん」の本の文末の参考文献に、以前ご紹介した、
『減らす技術 新装版』レオ・バボータ著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
があります。
つまり、「繊細さん」が参考にすべきは『減らす技術』だということです。
では、なぜ、減らす技術が大事でしょうか。
「繊細さん」の特徴のうち、『減らす技術』が役立つ場面
タスクを減らす
繊細さんはマルチタスクが苦手です。
逆に、
繊細さんは、様々なことを感じ取り、深く考えながら仕事をします。1つ一つの仕事に集中して丁寧に仕上げるのが得意です。
『「気が付きすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』武田友紀著 飛鳥新社
まさに『減らす技術』で述べられていた、やることを制限し、それ以外は切り捨てるという考え方がぴったりする人です。
よって、タスクを減らすことが「繊細さん」が生きやすくなる方法になります。
『減らす技術』では毎日1~3タスクを選びそれに集中することを推奨していました。
「繊細さん」の場合は、タスクをやる日もあれば、やらない日を設けることも大事なようです。
断るのが苦手
「繊細さん」は繊細で人より気づきやすいゆえにいろいろなことに気づいてしまいます。
気づいたことには対処しないと落ち着かなかったり、周りの環境に気を遣って放置することができません。
そうやって引き受けすぎてしまうと、周りから頼まれごとをされることも多くなります。
でも気を遣って断ることができません。
その結果、いつも忙しいという状況になりがちです。
しかし、頼まれたことや気づいたことすべてに対応していたら忙しくなりすぎるうえ、繊細さんはたくさんの仕事に追われることが苦手です。
そのため、「繊細さん」は自分が対応すべきことを見極める必要があります。
その対処法として、
最大の悩み 「いつも私だけ忙しい」から脱出するには?
『「気が付きすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』武田友紀著 飛鳥新社 要約抜粋
1,気づくのはok
2,対応するかどうかは自分で選ぶ
と記載されています。
そのための具体的な手段として、『減らす技術』でも書かれている
「本質に迫ること」を見極める9つの質問
が役に立ちます。
どの程度減らせばよいかは「繊細さん」の度合いによって異なると思います。
自分と対話して、場合によっては「何もしない」という選択もあり得ます。
まとめ
「繊細さん」HSP(=Highly Sensitive Person)と呼ばれる人たちは、マルチタスクが苦手なうえ、気づきすぎたり頼まれごとを断れないがゆえにやることが多くなりすぎ、忙しくなりすぎます。
そんな「繊細さん」はやることを減らすことにより、自分のやるべきことに集中して成果を上げることができます。
やることを減らすためにミニマリズムの思考の『減らす技術』が参考になります。
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